今日のわたし
まずヘアスタイルを恰好よく変える


 立派な姿形の中年の男性二人に会って、つくづく、しみじみ、思ったことは、男は年をとっても恰好よいということ。立派に見えるということ。もちろんそうじゃない男もいるけど、女はみーんな年をとると姿形はさえなくなるのですね。年をとってもいい姿形は、若い時はさぞかしよかっただろうといわれるから、やっぱり年をとってよくなったとはいえないと思う。
 女は若いのに限ると男達のほとんどはいう。正直なところ、女の私もこの年になると、ほとほとそう思うのです。少なくとも外観においては。
 外観は大事です。
 突然ですが私、国産車党だったのです。それも庶民的なクラスのです。いろいろ事情が重なって、外国車のちょいと大きめのに変えたら、ガレージの案内の人や道路を走っている車の(人の)対応が違っちゃった。
 親切になったし好意的になったのです。気持ちいいのねぇ。なんていうかやっと人並に扱ってもらえたみたいな。それでウワーッ外観て大事なんだとほんとほんと思ったのです。
 若くなくなった女が外観をよくするには、おしゃれするしかありません。毎度申し上げますが、それしかない。
 で今回はヘアスタイルから変えるのも方法といいます。
 ヘアスタイルで着るものがきまってしまいますの。だからまず恰好よいスタイルにする。専門家の目で自分に似合うヘアスタイルをきめてもらうのはわりと正しいのです。そこで都会的でセンスのよい評判の美容院に行って、相談する。ヘアドレッサー達はおしゃれだから、おしゃれにしたいといえば分かってくれるはず。歌手の加藤登紀子さんは、ヘアスタイルを変えられてから、ぐっとおしゃれな感じになりましたよね。

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