近頃40すぎや50すぎの女の人で、くるぶしぐらいの丈の長いスカートを、いい感じにはいている人を見かけます。おしゃれ上手な人も多いんだなぁと感心。考えてみれば'70年に15歳だった人は今は50歳で、当然といえば当然なのです。
　ミニスカートをはき出した'67年頃（ミニスカートが似合ったツイッギーという今でいうスーパーモデルが来日したのもその頃）から'70年代は、次々新しいファッションが出てきて、流行を追いかけないと恰好悪かったので、アンアンのような雑誌は必読でした。そして今、あの時代を楽しんだ人達が中高年になりつつあるというわけです。
　さて、長い丈のスカートにもどりますが、あれは暖かいし、大人っぽく見え、そのうえ、はくと服の分量が長くなるのですっきり見えます。
　ボトムは大事ですねぇ。新しいボトムとしては、パンツとスカートが一つになったコム デ ギャルソンのも素敵です（実は友人の妹さんがすてきに着こなしていたので、すごーくすてきと思った）。また、パンツの上にバランスのとれた短めのスカートを重ねるのもよいのです。パンツのお尻に自信がない人にはもってこい。パンツとスカートを同じ色にすると自然です。スカートはキルトスカートのように巻くタイプだと抵抗がありません。私はマジックテープでとめる巻きスカートを愛用しています。ついでに丈の中途半端なスカートの下にニットのすそにリブのついたパンツをはくのもよいようです。
　どのスタイルも自身で試して研究するのが大事と思います。