8月5日(金)~8月30日(火)までの約1か月間、
イオショップ&ギャラリー(東京)にて
廣田理子さんのガラスのアクセサリー展を開催します。
特集では作品の一部をご紹介します。
毎年8月に開催させていただいている廣田理子(あやこ)さんのアクセサリー展。これまでご好評いただいてきた抽象的なモチーフの作品から、今回はより具体的なイメージで制作された新作が届きました。身に着けることはもちろん、「インテリアのように飾っていただいても楽しめると思います」と廣田さん。机やドレッサーに置いたときにもウキウキしそうな新作の数々、ぜひご覧ください!
とれたての夏野菜をイメージして制作された新作です。ご自宅のプランターで育てている野菜や、子どもの頃、ご実家の庭にあった野菜畑の記憶が発想の源になったと廣田さんは話します。
「たとえば、ミニトマトは黄色のお花が咲いた後、実の色が青からオレンジ、赤へと移りながら熟していきますよね。ナスもいろんな形になりながら大きくなっていきます。そういった色や形の変化におもしろさを感じていて、それが今回の作品につながりました」
自然の姿形を丁寧にすくい取る廣田さんのまなざしは、夏野菜というユニークなモチーフであっても、これまでと同様に込められているのです。
形や大きさが一つひとつちがうパーツを組み合わせたネックレス。野菜の実が大きく育つまでの変化が表現されています。写真は左から、ナス、トマト、キュウリ。紐の長さは調節できます。
ナス:「紫色の間に透明ガラスを入れて、とれたてのみずみずしさを表現しました」と廣田さん。色合いも涼やかで、ぷっくりした形がかわいらしいです。
トマト:コロンとした厚みのまるいパーツが、リズミカルに並びます。ところどころに入る黄色のパーツは、トマトのお花を表しています。
キュウリ:スタッフの間でも話題になったユニークな形は、クルンと曲がったキュウリから発想を得たそうです。青色のバージョンも店頭に並びます。
このシリーズが生まれたきっかけは、次にご紹介する多肉植物の作品を制作する過程で、「こんな瓶を合わせたら、かわいいだろうな」と発想したことによるそうです。昔から香水瓶が好きで、「小さな世界の中に彫刻が詰まっている」ことが魅力だとお話しくださった廣田さん。この小さな瓶のアクセサリーにも、廣田さんの世界観がぎゅっと詰まっています。
人気の多肉植物のシリーズ。今年の新作は、多肉植物の繊細さに気づき、虫めがねで観察しながらデッサンをするように細かく作り上げたそうです。
リーフのシリーズも廣田さんが長年作り続けるモチーフです。これまでは平らな形にデザイン化されていましたが、今回は立体感のある形。ボリュームが出て、コーディネートの主役としてもお楽しみいただけます。
「モデルにした植物は、実際には葉っぱと茎の接点がとても小さな点になっているのですが、アクセサリーには強度が必要なためデフォルメして大きめに作ったところ、迫力が出て、エネルギーあふれる作品に仕上がりました」と廣田さん。
2019年から制作されている、ガラスのねじりを生かした知恵の輪シリーズが今年はお花の形で生まれました。透明の大きなお花と質感のある半透明の小さなお花が、植物のつるをイメージした緑と青の革紐でつながっています。
予約制ではありませんが、コロナウイルス感染予防対策として混雑をさけるため、状況によってはご入店をお待ちいただく場合があります。
また、引き続き下記の対策にご協力をお願いいたします。
●ご来店の際に、入口にある消毒液をご利用ください。
●マスク着用のご協力をお願いいたします。
ご不便、ご不自由をおかけし恐縮ですが、みなさまのご来店を心よりお待ちしております。
※廣田理子さんのガラスのアクセサリー展は8月5日(金)〜30日(火)まで開催し、会期中、水曜と木曜は定休、9日(火)〜14日(日)は夏期休業です。
※廣田さんの在廊予定は、5日(金)〜8日(月)、20日(土)、22日(月)、23日(火)、28日(日)〜30日(火)の各日13〜18時です。入荷情報は、インスタグラムでお知らせしますので、ぜひチェックくださいね。