今日のわたし
やーい!そっちにいいお医者はいないかあ?

 知人が子宮の検査で3Aと診断されたんだそうです。3Aというのは、わかりやすく言うとがんになる過程の症状だそうなのです。知人の説明によると、1、2、3A、3B、4、5となっていて、1から3Aまではがんの予備軍、3Bから5はがんなんだそうなのです。3Bはがんなんですよ。つまり3Aの次は正しいがんなんです。当然、3Bにならない手立てはあると思うでしょ。それがないんですって。信じられない。
 で、知人は違う病院で再度検査を受け、その時は1だったそうですが、やっぱり治療はないんですって。3か月したら検査をしましょうだって。でもその病院の先生は免疫力をつけるサプリメントをただでくれたから、前の病院の先生より感じよい先生と思えなくはないけど、なんか扁桃腺が腫れたら飴玉くれたみたいなことのような気がしなくもないのです。知人は真面目に飴玉を舐めていなかったから、サプリメントの効き目はわからず、二度目の検査で3Aとなってしまっていました。それを聞いた私はとっても気落ちしています。
 で、このことについて別の知人は、子宮がんなんて、なっちゃったら早期にとっちゃうしかないんだよ、なんて乱暴なことをいうのです。
 知人たちの話に動揺していたら、3人目の知人が子宮がんのお姉さんの病院探しにつき合って、病気を治すのは病院の先生次第とはっきり思ったというのでした。さらに病院は3か所はまわって信頼のおける先生を見つけるのが常識です、ともいうのでした。実際そのお姉さんの最初の先生は、早々に手術しなきゃいけない状態にもかかわらず放置していたそうで、知人が怒ってお姉さんを別の病院に移らせて手術してもらって治療したんだそうなのです。
 知人たちの大切な話をここでこんなふうにしていいものなのかしら? と申し訳なく思うのですが、私がいいたい本当のところは、医学って私らが思っているほど進んでいないということです。
 前に聴覚が鈍くなっているので耳鼻科で診察してもらったら、老化ですから治療はありませんといわれて、とてもショックだったことをお話ししましたが、まあね、老化は病気ではないんだから納得したわけじゃないけど、あきらめることにしていますし、日々老化は進んでいるんだけどねぇ、手立てがなければしょうがないじゃない。命に関わる病気じゃないんだから大声で愚痴はいえない。
 でも、大勢の人が苦しんでいるがんも、老化による障害も(並列で申し訳ない)、治療についてはまだまだというのはどうにも歯がゆいです。
 夫は耳石器に故障が起きます。三半規管は平衡感覚、耳石器は重力に対応しているものらしく、夫は故障が起きると、吐き気がしたりひどい時は起き上がれません。これも老化によるんだそうで、治療はありません。
 自分がもらったたったひとつの体、悪くなって初めて大切に思うし(聴覚の老化でも)、だからまわりの人の体もとっても気になるこのごろの私です。
 健康がどんなにすてきなことか!

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