久しぶりに会った友達が、すーっきりほーっそりした体になっていて、細めのグレーのパンツを恰好よくはいていました。恰好よいパンツ! でもあのパンツは私には無理だな。ちょっと淋しい気持ちでした。
その頃はかなり太り気味の私でしたから、鏡の前で少しでも細く見える服を選ぶのに、30分も着たりぬいだり、前を見たり横を向いたりしておりましたね。
やせてるに越したことはないのですが、私の場合、まぁこのぐらいなら許せる太さがあります。
太り気味のその時、私は許せる限度を超えていました。そして何故だかとても疲れやすくて、体中がむくんでいる感じがあり、うっとうしい気分でした。
私は私の母と体つきが似ているといわれています。私の母は82歳になりますが、丈夫です。身長は146センチ、体重は33キロぐらいと思います。私は47キロ以上もある。
体調がどんどん悪くなって、いよいよ病院で診てもらおうかなと思った時、母と体つきが似ているのに太ってる、それがよくないのではないかと思ったのです。体型は遺伝するといいますもの。その骨組に合った肉づきってあるんじゃないのかなぁ。
それで3か月努力して3キロやせましたの。朝起きた時、むくんでうっとうしい感じがなくなりました。なにやら快調。そして私のウェストにゴム入りの太めのだけれど、グレーのパンツが、前よりずっとずっとすっきりはけたのです。うれしい!! 鏡の前で前を見たり横を向いたり。うん? お腹出てないね!
あれから今また少々太りました。けれど着るものがすっきり恰好よく着られると、体にも気持ちにもずいぶんよいことを知ったので、セーブできるでしょ。