台中に住む友人が是非見せたい絶景があるといってここに連れてきてくれました。 一面に散らばっている細かい白いつぶつぶ。これは一体?
よ〜く目を凝らすとわさわさ動いているではありませんか!ひえー。 正解は、カニでした。 ハサミの大きさが左右で違いますね。カニにも左利き、右利きがあるのでしょうか。
絶景というのは大量のカニ、ではなくもう少し歩いた先のこちらでした。 高美湿地といって台中では有名な湿地帯だそうです。 絶滅の危機に瀕した希少な植物「雲林莞草」が広がっています。
湿地に浮かぶ桟橋には、日没時の美しい景色を一目見ようとたくさんの人が集まります。 中には犬の散歩に来ている方も。
空がだんだんオレンジ色になってきました。 靴を脱いでおそるおそる湿地の中に降りてみます。 水かさは膝よりちょっと上くらい。
夕日に向かってどんどん歩いていくと人数も少なくなり 目に映るのは夕日と遠くに見える風車だけに。 向こうの空に渡り鳥が飛んでいくのが見えました。