しょうちゃんの台湾旅行記

小さいけれど確かな幸せ

【小確幸】という言葉をご存知ですか。
日常の中で感じる、小さいけれど確かな幸せを
意味する言葉で、村上春樹さんの書籍の中に
登場してから台湾で流行り言葉になったそうです。

私は、偶然素敵なお店や物や人に出会えた時に
小確幸を感じます。(使い方あっていますか?)

とある夜。なにげなく歩いていた道沿いに
ぼんやりと明かりの灯るお店を見つけました。

扉を開けてみると…。

中にはリメイクされた海外の洋服や小物などが
ずらっと並んでいます。

たくさん試着した中からスカートを購入。
品質表示を見てそれが元々日本のメーカーの
商品だとわかったのは数日後のこと。
わざわざ台湾で日本の物を買ってしまった…。

こんな面白い出会いがあるから夜の散歩は
やめられません。

またちょっと気になるお店を見つけました。
静かな店内を見回していると…。

「麦茶をどうぞ。」

振り返ると笑顔の店員さんが立っていました。
久しぶりに聞く日本語が少し新鮮です。

ここは骨董品屋であらゆる年代のさまざまな物が
置いてあります。
壁側にある大きな薬棚の1個を開けてみると
中に女性の白黒写真が1枚だけ入っていました。

「この写真はこの棚が使われていた当時から
入っていた写真なのでそのままにしています。」

なぜそんなに日本語が堪能なのか聞きました。
「実は日本のアイドルが好きだから…。
僕のパソコンを見てみて。」
恥ずかしそうに見せてくれた彼のPC画面の隅に
Perfumeのシールが貼ってありました。

みなさんの【小さいけれど確かな幸せ】は何ですか。

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