「mature ha.（マチュアーハ）」の帽子展は2014年5月に続き、2回目の開催となります。
　前回は小さな平たい箱に収まる「boxed hat（ボックスト　ハット）」をご紹介し、多くの方にご好評をいただきました。「boxed hat」は付属の箱にいれるとかたちが崩れず、持ち運びにも収納にもとても便利です。でも便利なだけで私達は帽子を選びません。「mature ha.」の帽子はひとつひとつていねいにつくられているのでかぶっていて背筋が伸びます。シンプルでシルエットがきれいだからどんな服にもあわせやすい。そしていい感じに折りじわがついていてこなれた風にかぶることができます。つまりそもそもとてもセンスのいい帽子なのです。
　2回目となる今回はそんな「mature ha.」ならではのオリジナルの帽子を、バリエーションを増やして紹介したいと思います。もちろん持ち運びと収納のこともちゃんと考えてあるものばかり！ 「boxed hat」の新色、新型もご覧いただこうと思います。
　また、今回は東京だけでなく、京都のイオプラスでも開催させていただきます。「mature ha.」の帽子はブリム（つば）の大きさやクラウン（頭が入る部分）のかたちだけでなく、ボディとリボンの色を選んで組み合わせることができます。ぜひお運びいただき帽子を試着、カスタマイズの楽しさを体験してください！
　第1話ではイオショップ＆ギャラリー初登場の帽子をピックアップしてご紹介いたします。


　最初にご紹介したいのは「ジュートドレープハット」です。
　ジュートとラミー、2種類の麻素材にしわやドレープ加工をほどこして組み合わせた帽子はラフなのにどこかエレガント。カジュアルなカットソーやデニムにも、よそいきのワンピースにも似合います。麻なので吸湿性や風通しがよいのもうれしい。
「ジュートドレープハット」はつばの広い「ワイド」とそれより少し狭い「ミドル」の2タイプ。側面の色が「ワイド」は2色（グレー、ブラック）、「ミドル」は4色（ライトベージュ、グレー、ネイビー、ブラック）から選ぶことができます。

　一昨年大好評だった「boxed hat」シリーズからも初おめみえがあります。アバカという植物の繊維で編んだ帽子で名前は「201」。つばが9cmと広めです。色は「ナチュラル」と「ブラック」の2色で、ペーパーブレードで編んだ「boxed hat」シリーズと比べるとどちらもマットな質感で柔らかめ。リボンも細いのでやや繊細な印象を受けるように思います。
　4色から選べるリボンによってきりっとしたり、ふんわりしたり。だいぶ雰囲気が違ってきます。

　つばが11cmといちばん広い「boxed hat101」シリーズは色数がぐんと増えました。ボディが前回の「ナチュラル」と「ミックスブラウン」の2色に「ブラック」と「ダークブラウン」が加わって4色に。リボンの色も8色に増えたので、計32通りの組みあわせから選ぶことができます。これって迷うけれどすごく楽しい！
　定番色の「ナチュラル」と「ミックスブラウン」は56〜60cmまで4段階、「ブラック」は56、57.5cmの2段階のサイズをご用意しています（数には限りがございます）。

　１話の最後にご紹介するのは中折れ帽タイプの「102」です。つばは3cmといちばん短く、頭にちょこんと載せるスタイリッシュなハットですが、太めのコットンリボンを玉結びにして気取りすぎないよう、普段の服に似合うようにデザインされています。ボディは「ミックスブラウン」1色、リボンは4色から選ぶことができます。

　来週第2話では、今回ご紹介した帽子を含め、全アイテムをイオグラフィックのスタッフで試着した様子をご覧いただきたいと思います。帽子選びの参考にしていただければ幸いです。

　※帽子のサイズはことわりのない限りフリーサイズとなります。