今日のわたし
トホホホホ、またやっちゃった

 なんていうことでしょう、またもやセールスにひっかかってしまったのです。またもやといいますのは先月ミシンのセールスにまんまと乗せらせてしまったばかりですから。私はどうも乗りやすいタイプみたい。
 仕事場の電話機についてはここ数年セールスが頻繁で、はっきりいって理解を超える機能や設定の内容で、だからセールスマンに気を許すと、必要でも入用でもないものを受け入れてしまいそうになります。とにかくインターネットが仕事の中に入ってきたことで、それにマイラインとかになったことで、電話機まわりが複雑になりました。あれよくわからない。わからないからこんなことになる。
 まあそんなことは私の問題ですから、今回内容についてはお話ししませんけど、さっきセールスにひっかかるというのは、ひっかかる条件が整っていたからだったことに気がついたのです。もちろんこれは私の軽率さのせいなのですが。
 私が海外に仕事で出かけている間にセールスマンがやって来て、アルバイトの女性にもっともらしい話をしたようで、私が帰ってきて仕事場に出る日(今日)に、女性はセールスマンと私と会う約束を取り付けてしまっていました。
 セールスマンがやって来ました。私と一緒に仕事をしているスタッフが話だけでも聞きたいというので、あがってもらいました。すぐすむと思いましたけど、複雑で長々となり、1ヶ月に1度やってもらうハウスクリーニングの女性たちが来てしまいました。
 仕事場は人でごちゃごちゃになりました。私は彼女たちが私たちのまわりを掃除しているのが気になってしょうがありませんでした。そのへんで契約書にサインし、印鑑を押してしまいました。なんの確認もしないでです。内容が書き込んでない紙にです。
 電話がなりました。原稿の催促でした。私締め切りを忘れてしまっていましたから、動揺しました。すぐに仕事にかかれる用意をし始めました。続きはスタッフに任せたのです。控えの紙をセールスマンが私に渡しました。まったく目を通しませんでした。私は原稿のことで頭がいっぱいでした。で、帰り際もう一枚渡され、それにも目を通しませんでした。
 そのあと予約してあった歯医者に行き、戻ってから3人の来客と会いました。だから契約のことは考えませでした。で、このことをおかしいと思ったのがなんとベッドに入ってからなのですよ。
 ハハハ、笑っている場合じゃありませんけど、突然控えをチェックしなければと思って着替えて仕事場に車をとばしたのです。車の中からスタッフにも電話をしましたら、やっぱりこのことを考えていたということです。けどクーリングオフがあるというのです。でも書類に目を通したら問題が見つかり、その上解約はなしのところにマルが付いているのでした。ジャーン!
 明日私の弁護士に相談しようと思っています。
 なにかまずいことが起きるときは、そうなるように運命が設定されていると思う今日でしたよ。

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