「ネックウエア」「ネックウエアロング」「マフラーロング」「マフラー」ほぼ1点もので、あわせて約50点。東京・京都のいずれかの展示となります。¥9,000〜¥16,200(税別)
色がたくさん!
「あかね会と鉄山染のマフラー展」、第2話では今回展示する「あかね会」オリジナルのマフラーをご覧いただきたいと思います。
原毛が一枚の布になるまでのすべての工程をホームスパン(手紡ぎ・手織り)で進めているあかね会のマフラー。あたたかさはもちろんですが、その色あいの豊かさにとても心がひかれます。伺えば、染めた原毛から糸を紡ぐ際の色の組み合わせレシピが700通りもあるのだとか。そこからさらに糸を選んで一枚のマフラーをつくるのですから、色のバリエーションは無限に広がります。たくさん並ぶと選ぶのに困ってしまうけれど、でもそれが楽しい! ホームスパンの作業はたいへんだと思いますが、織機から色が浮かび上がってくるときは、織っている方達もきっと楽しいにちがいない、と想像します。明るいだけでなくウールならではの深みがあり、首元にあるとかなり、うきうき。
今回展示するマフラーのサイズは4種類です。
幅の狭い「ネックウエア」が約120×17㎝。
同じく「ネックウエアロング」が約155×17㎝。
長めの「マフラーロング」が約170×22㎝。
幅が広めの「マフラー」が約135×25㎝。
ご紹介する写真でだいたいのサイズ感をご確認いただければと思います。
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(左)スタッフの石井が巻いているのはいちばん長い「マフラーロング」です。ちょっとスモーキー。
ジャケットやコートのVゾーンのさし色におすすめです。
(右)
赤いジャケットとあわせたのは幅が広めの「マフラー」。たっぷりしています。広げるとベージュ×黄×緑の大きなボーダーになっています。
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(左)元気な赤・ピンク系は多めにご用意しました。
(右)ピンク系をミックスした「マフラー」。
A.タートルニットの紺とのコントラストがきれい、顔が華やぎます。
※今年の特集は今回が最終話となります。一年間ご愛読ありがとうございました。来年も楽しい記事をお届けしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
取材:田中 真理子