枝豆をもっとおいしく
ところで枝豆が扇子やハンカチ、グラスのモチーフになったのは、日本の夏に欠かせないとても身近なものだから。「えだまめパーティー」の話が一段落するとスタッフの間で枝豆の食べ方で盛り上がりました。
枝豆は茹でて鞘(さや)ごとテーブルに出すのが一般的ですが、スタッフのひとりはひと手間かけるとおいしさが違う、といいます。
「豆を鞘から出して、大根おろしをたっぷり添えておしょうゆをかけて食べるんです。枝豆と大根の相性がよくて、つるつるっと食べやすくとまりません。ビールのおつまみにもいいけれど、ごはんにのせてもいけます」。
やってみました。確かに手間がかかりますが、枝豆を一気に口にいれる幸福感もあっておすすめです。
赤唐辛子、ごま油、だし醤油をあわせた浸し汁を作り、茹でた枝豆をしばらく浸しておつまみにする、というスタッフもいました。ちょっと大味かな、と思った枝豆も味がしまります。枝豆でカレーをつくる人もいました。材料はニンニク、しょうが、タマネギ、枝豆、カレー粉。それにエビ、または鶏のひき肉。それにししとうを入れたりすることも。隠し味にお醤油とウスターソースを入れます。枝豆は冷凍で充分。和風の豆カレーは、あっさり。煮込み時間もいらず、夏によさそうです。