明後日から
イオショップ&ギャラリーで始まる中川清美さんのレジン(樹脂)のアクセサリー展。今週は展示させていただくブローチをご紹介したいと思います。ヨーロッパの古い領収書をコラージュ、透明なレジンで包み込んだブローチはすべて1点もの。身につけると小さなアートといっしょにいるような、わくわくした気持ちになれます。特集ではa.の服とコーディネートしてみましたが、いかがでしょうか。
活字、スタンプ、タイプライター、ペンなどさまざまな文字の魅力、紙のニュアンス、ボトルの形。ディテールを楽しみつつ、お気に入りのブローチを選ぶ参考になさってください。
- 淡いブルーの領収書のボトルはブルーのゴム入りワンピースの胸元に。ボトルネックが襟ぐりからちょこんと出るようにつけました。
- “Rue de la Roquette”、パリの街の通り名が印刷されています。手書きのサインやスタンプが効いています。縦×横=9.5×6㎝ ¥20,000(税別)
- 赤の活字とラインがアクセントのボトルは紺のジャケットの襟につけてトリコロールに。
- 古いタイプライターの文字もおしゃれ。縦×横=12×5㎝ ¥27,000
- コラージュの文字とワンピースの青がマッチ。角形ボトルがユーモアもプラス。
- 1932年の日付が。ブローチにはひとつひとつ「BIJOU NAKAGAWA」のタグがついています。1枚ずつプレートに書いてレジンでコーティング。なんとタグまで一点もの! 縦×横=12×9㎝ ¥30,000
大きめのサイズのブローチ。赤いベタがボトルのラベルのようです。
縦×横=12×8.5㎝ ¥30,000
(左)フランスの新聞紙を連想させる淡いピンクの領収書。縦×横=12×5㎝ ¥27,000、(右)楕円に囲まれたのはお店のロゴマークでしょうか。縦×横=12×8.5㎝ ¥30,000
- 第1話で中川さんがしていらしたのと同じかたちのブローチです。小さめのサイズはシャツやTシャツにもつけやすい。
- 黒インクの文字のみですっきりと構成されたコラージュ。縦×横=7.5×5㎝ ¥15,000
小さめのブローチを2つ重ねづけ。写真のように斜めにしたり並べたり、いろいろに楽しめます。
(左)ボトルネックの印刷文字がふたのように見えます。縦×横=9.5×4㎝ ¥15,000 平べったい活字も明るい青のインクもポップ。(右)縦×横=7.5×5㎝ ¥15,000
- ボーダーのストールにつけたのは、すっと長いネックが印象的なボトル。
- 涼しげなブルーの文字。黒や紺のカットソーなどにも似合いそうです。
縦×横=10×6.5㎝ ¥20,000
- 黒1色の活字が大人っぽい小さな角ボトル。男性の方にも。縦×横=4.5×6.5㎝ ¥13,000
- グリーンの文字やラインは今回この1点のみ。縦×横=4.5×6.5㎝ ¥13,000
- 十字のマークがポイント。ボトルのネックと肩に、中川さんの鉛筆落書きが! 縦×横=7.5×5㎝ ¥15,000
最後に嬉しいニュースをご紹介します。中川さんが今回の展示会にあわせて特別にピンバッジを制作してくださいました。「コラージュしたあとに残る領収書の一部や端っこの文字もかわいくて、捨てられない。何かにしたくなったんです」と中川さん。できあがったのは縦×横=4×2.5㎝ほどの小さなピンバッジ15点。小さいけれど、ごらんのように文字選びや配置はとてもおしゃれ。中川さんのちょっとした鉛筆の描き込みも見逃せません!
小さなボトルのピンバッジです。コラージュした紙を透明なレジンでコーティングしています。全部で15点。形もコラージュもすべて違います。各¥4,500
ピンバッジにも「BIJOU NAKAGAWA」のタグがついています。
つけた時のサイズはこんな感じです。2個づけもいいと思います。
今回中川さんのアクセサリーは、
イオショップ&ギャラリーの白い壁にずらりと並べさせていただく予定でおります。ひとつひとつおしゃれなアクセサリーですが、実は並ぶと壮観。アクセサリーとしてだけでなく、アートピースとして額装し、並べても素敵だろうとイメージもふくらみます。ぜひ、この機会にお出かけ下さい。
※すべて1点もので数に限りがございます。予めご了承ください。
取材:田中真理子