竹崎さんは染色もご自身でされています。染料の微妙な調合によって、試行錯誤しながらイメージする色味をつくられるそうで、毎回今年はどんなラインナップかなぁ、とお楽しみのひとつになっています。第2話では、2018カラフルコレクションをご紹介いたします。イオプラス（京都）ではカラフルコレクションから数量限定で販売させていただくことになりました。ぜひご覧ください。

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  黄色、オレンジ、赤、ピンク、グリーン、ブルー、紫。コーディネートの差し色になる、首元に小さなストールシリーズです。好きな色と思っていたのに、実際に巻いてみると、違う色が似合うこともあります。竹崎さんならではの色と風合いを、ご来店いただきお楽しみください。

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  新色の紫は、青っぽくも、赤っぽくもないようにと思いつくられた美しい発色。また、油分が多いメリノを細く紡ぎ膨らみある質感の良さも気持ちいい仕上がりです。

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  あたたかみのあるピンク。微妙な色は、縮絨する前の黒のストールにのせて色合いを確認されます。今回は黄みのピンクと青みのピンクを染め、ミックスしてつくったそうです。

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• 素材は、カシミヤのような細い毛と細いケンプ（上毛）のような毛が混じっているモンゴルのメリノとポワロス。もちもちの風合いが特徴で、暖かさを感じます。

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• 「今年は3色のオレンジを染め混ぜて、黄色みを感じるオレンジをつくりました。オレンジは顔色を明るくし、合わせる色で魅力を引き出す色とも思います」と竹崎さん。エネルギッシュで気分が上がるいい色です。

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  素材は弾力となめらかさがあるシェットランドの羊毛。織り上がり、織り機からおろすと張り詰めた糸が緩む、その様子を見て竹崎さんは糸が元気だとうれしいとおっしゃいました。フリンジの先に残したネイビーの導き糸がアクセントになっています。
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  グリーンも今年は黄色みのあるのと少し濃いのなど色をミックスされていますが、シェットランドの特徴であまり混ざりきらず、ツイードらしい細かい色彩を感じる仕上がりです。

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  「このシェットランドは、シェットランドレースにも使える繊維の粘り細さがある羊毛でした」と竹崎さん。６色もの青を染めてミックスし、深みと華やかさがあるブルーをつくられました。
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• 経糸は細めに紡いだシェットランド、緯糸はシェットランドの半分の細さで紡いだブルーフェイス。ふんわり軽く、スカーフのように首にちょこんとひと巻きして使えます。

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  「赤とピンクの組み合わせが好きで、色がなじむように平織りにしました。ふたつの色のニュアンスを感じられると思います」と話しながら、くるんとストールを巻いてくださいました。一枚のストールでいろんな表情を楽しめます。

竹崎さんの糸で十河さんに編んでもらったミトン

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  手にはめてみると、手紡ぎの糸の肌触りが気持ちよく包まれるようなあたたかさを感じます。細かな柄や、色づかい、どれにしようか迷うほどどれもかわいいです。各¥20,000〜¥30,000＋税

※イオショップ＆ギャラリー（東京）とイオプラス（京都）では、展示販売させていただく商品が異なります。イオプラス（京都）はカラフルな細長いストールを数量限定で販売し、売り切れ次第終了いたします。予めご了承ください。
※ストールの価格帯は¥42,000〜¥150,000＋税を予定しております。
※竹崎さんの在廊予定は、スタッフノートでお知らせします。