白がとても新鮮
糸とかぎ針と細編みで、どこにもないアクセサリーをつくりだす山田さきこさん。第2話では、
第1話でご覧いただいた大物とは対照的に、小さなブローチやピアスを中心にご紹介します。小粒だけれど目立って、ユーモアがあって楽しくて。山田さんらしさがぎゅぎゅっと音がするぐらい詰まっています。
今回はカラフルに加え、白が登場、とても新鮮です。1種類の白だけのもの、白に生成りをあわせたもの、ループやでっぱりがついたものなど、ひとつずつ言葉が追いつかない、なぞなぞのようなかたち。ひとつ選ぶのにきっと迷います。山田さんが以前講師をしていらした大学の学生さんが、山田さんに「かぎ針編みの魔術師」というニックネームをつけていたことを思い出しました。
つけかたはいろいろ
このブローチ、小さいサイズだからこそ、そして糸でできているからこそのつけ方、アレンジができるのも魅力です。
はよく襟の端っこぎりぎりにつけ、ブローチの一部が襟から飛び出すようにつけています。丸首カットソーの襟ぐりのリブにつけて、首のほうにブローチをちょっと飛び出させたりもしています。見ていて動きがあって元気が出て、この特集担当もまねをしています。素材が糸なので硬くないし小さいので、飛び出してもじゃまになりません。
山田さんは2つ、3つとカーディガンのいろんなところにつけておいででした。こちらもまねをしてみましたが、くっつけたり離したり、角度を変えたり、自分の好きな案配を探すのがとても楽しい。
ニットはもちろんですが、軽量なので春夏のTシャツやブラウスにもつけやすいです。あまりおすすめはできませんが、実は山田さんも
もそしてこの特集担当もうっかりこのブローチをつけたままの衣類を洗濯機に入れてしまった事があります。でもちょっとくたっとするけれど、無事生還しました。けっこう丈夫なアクセサリー。ぜひ
イオショップ&ギャラリーでご覧いただければと思います!