最初にご覧いただきたいのは、a.で人気のワンピースです。人気の理由は大橋ならでは着やすくておしゃれな、大人の女性のためデザイン。1枚でさまになるので1着あると安心感があるのも嬉しいところです。今シーズンのワンピースは8タイプ、17色。いつもより雰囲気もかたちも素材もバリエーションがたくさんで、選びやすいような、でも選ぶのに迷うようなちょっと複雑な気もちになりました。

Aラインの「付け襟ワンピース」です。身頃と袖がひとつづきで着やすい。写真は「襟が淡いグレー、ワンピースが黒」。「襟が白、ワンピースが紺」もつくりました。襟をはずして着ることもできます。XS、S、Mの3サイズあり。¥28,000+税

「丸ポケットカットソーワンピース」。「着るととてもすっきり見える、上品になる」とスタッフも驚く変身ワンピース。シンプルですが丸ポケットに遊び心が。スムース素材なので動きやすい。写真は紺。グレーも。¥23,000+税

襟ぐりにとったタックから裾にかけてきれいに広がる「襟ぐりタックワンピース」。布のボリュームがある分、襟と袖口を少し詰めてバランスよく仕上げました。写真は黒×白のギンガム。青×白もあります。¥28,000+税


左:今シーズンもオリジナルプリントをひとつつくりました。「プラスドットワンピース」。大橋の切り紙のまるがモチーフ。まるはときどきくっついています。軽やかな綿素材。ローウエスト切り替え。¥35,000+税
右:裾と袖口にゴムが入った「ゴム入りワンピース」。張りのある生地なのでふんわりしたシルエットをキープ。着ると体が浮遊する感じ。体型が目立たないのもうれしい。XS、S、Mの3サイズあり。ぜひお試し下さい!¥28,000+税

「シャツワンピース/製品染め(赤)」。大橋の「a.らしい赤の服をつくりたい」が実現した、綿ブロードを染めてつくったワンピースです。小さめの襟のシャツにタックスカート。紺もあります。¥28,000+税

「タックスカートワンピース/製品染め(紺)」。こちらは明るく澄んだ紺に染めた綿ブロードのノースリーブのワンピース。ウェストの切り替えはゆったり。赤、白もつくりました。赤と紺¥26,000+税、白¥24,000+税

「切り替えスカートワンピース/製品洗い(白)」。左のタックスカートより丈が短め、重ね着がしやすいと思います。裾寄りに切り替えがありスカートにふくらみが出ます。赤、白も。赤と紺¥20,500+税、白¥18,500+税
上にご紹介したワンピースにもありますが、今シーズン大橋が新しく挑戦したのが生地を染めたり洗ったりして服をつくることでした。特集の第2話で詳しくご紹介したいと思いますが、染めたり洗ったりすることでどこにもない澄んだ赤や紺の服ができただけでなく、布が空気を含んで風合いが出、シンプルなデザインにほどよくニュアンスがプラスされました。同じ行程で仕上げたワンピース、トップス、ボトムは赤と紺、白と紺など色違いでも相性がよく、コーディネートも楽しめます。


左:「次は何色?」と待ってくださる方もいる定番の「丸襟シャツ」も、今シーズンは染めと洗いでつくりました。赤も紺もきれいな色です。白は洗い加工、柔らかい白になりました。3色ともXS、S、Mの3サイズ。赤と紺¥18,000+税、白¥16,000+税
右:「バルーンパンツ」も、染め、洗いでつくりました。これまでのバルーンパンツと、ショートバルーンパンツの中間ぐらいの丈。デイリーに活躍してくれそうです。赤と紺¥17,200+税、白¥15,200+税
今シーズンのストールはすべて麻100%。チェックやストライプを染めたり、洗ったりしています。いずれももとの生地幅いっぱいにつくり、耳はそのままにしています。大きなブロックチェックは洗い加工約156㎝×156㎝、染め加工約152㎝×152㎝とかなり大判です。逆に赤・紺1色は約103㎝×103㎝と小さめ。¥11,000~¥19,500+税。
トップスは、上で紹介した定番の丸襟シャツの他、染め加工・洗い加工でつくったプルオーバー、長袖のプリントシャツ、そして半袖のシャツが登場します。いずれも新しいパターンで、それぞれに特徴があります。展示会で試着していただき、好きなもの、着こなしやすい1枚を選んでいただけたらと思います。

丈も身幅もオーバーサイズの「プルオーバー/製品洗い」。ウェスト付近に切り替えがあり、ふわっと体を包みます。染め加工の赤・紺もあります。白¥17,400+税、赤と紺¥19,400+税

上質の綿ブロード素材の「半袖シャツ」。とにかくすとんとしていて特徴がないようなのに、「着るととてもかたちがきれい」とスタッフも不思議がるすぐれものに仕上がりました。

「半袖シャツ」は赤もあります。長めの袖、長過ぎず短すぎない丈、裾の左右にスリットが入っているのも嬉しい。アイロンをかけてきちんと着ても洗いざらしをカジュアルに着ても。¥17,300+税

トップスとボトムをいくつかコーディネートしてみました。「丸襟シャツ/製品染め(紺)」と「幅広パンツ/綿麻(キャメル)」です。幅広パンツの中でも体にまとわりつかずはきやすいと人気の綿麻素材、黒もあります。

「半袖シャツ(白)」と「幅広パンツ/ドット(紺)」。着ると元気が出る水玉はシンプルなトップスとの相性が抜群。紺はちょっと華やかな紺。黒もつくりました。

「長袖シャツ/プラスドット(青)」と「カットソーサルエルパンツ(紺)」。今シーズンのサルエルパンツは動きやすい天竺素材。ほどよく厚みのある生地なので長い期間はいていただけます。落ち着いた紺と黒。

「プルオーバー/製品染め(赤)」とA.の「デニムパンツ」。薄手で股上が長くはきごこちのいい「デニムパンツ」は、女性の方も選びやすいよう、XS、S、Mと3サイズつくりました。

白いTシャツと「バルーンパンツ/製品染め(紺)」です。バルーンパンツは丈が短めで軽快になりました。今シーズンからTシャツ本体もオリジナルに。(白の上に大橋のオリジナルのイラストが載る予定です)。

「切り替えスカートワンピース/製品洗い」に「バルーンパンツ/製品洗い」をコーディネートしました。裾からのぞくパンツの丈をそれぞれに感じよく加減してはいていただけたらと思います。
春先や秋口に活躍してくれるコートは2型つくりました。ひとつはスクエアなシルエット、ひざ上丈のステンカラー。もうひとつはAラインで長めの丈のベルト付きタイプです。どちらもカジュアルな綿素材ですが、着る際にすべりがよいよう、袖と肩まわりに裏地をつけて仕上げています。


左:「ステンカラーコート」は少し濃いめのベージュです。シンプルなかたちだけになんども試着を繰り返してパターンやサイズを決めました。例えばa.の「丸ポケットカットソーワンピース」に重ねるとスカートの裾が出ますが、それでもきれいに着こなせます。¥43,000+税
右:「ベルト付きコート」は少し薄めのベージュです。ラグランスリーブなので肩まわりがゆったり。写真では開襟になっていますが、襟の裏側にボタンがついているのでステンカラー風にしてもいいし、ベルトをしないですとんと着こなすこともできます。¥48,000+税
第1話の最後にご紹介したいのが「ワンストラップシューズ」です。a.のスタート時につくっていた靴が3年ぶりに復活しました。マットな黒い革のプレーンな靴ですか、とがりぎみのつま先と、しっかりぎみのストラップやバックルのコンビネーションがどこにもない感じ。甲を深く覆うので安心感もあります。紐靴と同じ足なりの木型でつくっているのではき心地も抜群。23、24、25の3サイズ。こちらもぜひお試し下さい。
※ご紹介したアイテムの中で、サイズを紹介していないものはすべて、S、M展開となります。
※価格はすべて税抜き本体価格です。
※第2話は2月10日に掲載予定です。