展示のたびに何かひとつ楽しいアイディアをプラスしてくださる
shinoさん。今年届いたビーズのチョーカーには、いろいろなボタンが使われていました。
週末の蚤の市のガラクタの中で発掘した時は埃まみれだったというボタン、チェコの古いガラスボタン、彼女がボタン好きと知る友人が「おばあちゃんの裁縫箱にあったんだけど、shino、いる?」と持ってきてくれたボタン、「これもボタン?」と聞いてしまうぐらい巨大なボタン、小さいけれどとても雰囲気のあるボタン。エピソードを伺うとそれぞれに世界があり、目を寄せて見て、まずはうっとりしてしまいました。
でもちょっと冷静になると気がつきます。うっとりしてしまうのは、それぞれのボタンが、ビーズとの組み合わせの中で生かされているからなのだ、と。
shinoさんのビーズとボタンの色合わせはボーダーレス。思いがけない色を合わせてはっとさせたり、やさしくなじませたり、ちょっとユーモアをきかせたり。たぶんご自身が色の発見を楽しみながらつくっているからこそ、チョーカーがいつも新鮮な魅力を放っているのです。
今回の特集では、2回にわたり、ビーズとボタンのチョーカーをたくさんご覧いただこうと思います。見てワクワク、つけて気分が上がるshinoさんのチョーカー。お楽しみください!