ベーシックな服を大人っぽく着る。
a.とA.の新しい秋冬の服をご紹介している今回の特集。今週はa.のジャケットやボトムをご覧いただきながら、その着こなしについて少しご紹介できればと思います。
今シーズンもa.のひとつひとつの服が大人の女性にやさしい着心地やシルエットであるよう心がけていることにかわりはありません。それに加え今回大橋が意識したのは、コーディネートで大人っぽく着ていただけるような服づくりでした。
例えばベーシックなジャケットをつくる一方で、それをそのまままじめに着るのではなく、ちょっと着くずして楽しめるようなボトムを用意する。トラッドなスカートをつくる一方で、リラックスした雰囲気をプラスできるトップスをデザインする、といったようにです。
ノーカラージャケット
「Vネックの襟なしジャケットはフランスのリセの制服のようで、子どもっぽいと思われる方もいらっしゃるかもしれません。でも着方によって雰囲気が変わる服だと思います。前をあけてはおるようにしたり、ボトムのあわせ方次第ですごく大人っぽく着ていただくことができる。私自身ずっと欲しかったものなので、実現できて嬉しいです」と大橋。
確かに吊るしてあると一見かわいいジャケットが、さっとはおったり、サルエルパンツとあわせたり、内側にストールを入れたりすると生き生きしてきます。 “大人っぽい”の定義は難しいけれど、こういうことなのかな、と感じが伝わるような気がします。もちろんこのジャケット、着ごこちやシルエットにぬかりはありません! 小さめに着ていただくサイズ設定で肩山が下がらないデザイン。総裏仕立てになっています。
この特集だけでなくa.では今シーズン、いろいろな機会にコーディネートの提案をさせていただこうと企画しています。ご注目ください。