特集イオプラス（京都店）は3周年を迎えました。

　大橋が京都にお店をつくりたいといいはじめ、いろんな方のお力添えのおかげで3年前に、町屋の2階にイオプラスをオープンすることができました。
　基本的に金・土・日の週3日間だけの営業で、お客様が来てくださるのか、いつまでやっていけるのか、不安もいっぱいありました。
　この3年はあっという間に感じますが、思い返すとたくさんの方がご来店くださり、日々まわりのみなさんや作家さんたちに支えていただきました。今までやってこられたことは本当にありがたく、スタッフ一同心より感謝いたします。
　今回3周年イベントとして作家さんのアクセサリーやバッグ、そしてaa.（ダブルエードット）2017-18秋冬コレクションを9月1日（金）に発売することになりました。そのラインナップをご紹介させていただきます。

shinoさんのビーズのピン

　チェコ・プラハ在住のビーズのチョーカー作家shinoさん。2年前、1周年イベントで販売したビーズのピンを今回も20本限定でつくっていただきました。a.オリジナルのシンプルなピンにshinoさんらしいセンスでいろんな色や質感のビーズを施したきれいで楽しい作品です。

約10cmのピン。赤、青、黄色にモノトーン、1点1点印象が違いすぐにこれだ！とは決められない悩ましいラインナップです。各¥8,900（税込）

これからの季節、ニットやアウターにつけたりストールピンにしたり、秋冬のおしゃれが華やかになります。

中川清美さんのブローチ

　2015年6月にイオショップ＆ギャラリー（東京）で中川清美さんのアクセサリー展を開催させていただきました。その時に販売させていただいた古い領収書をコラージュしたボトル型のブローチの中から6点、イオプラスでは初めて店頭に並びます。アンティークのような雰囲気とモード感があるオブジェのようなアクセサリーです。

ボトルの形は3タイプ、素材の領収書がすべて異なる6点です。¥13,000〜¥15,000＋税

マニッシュなヘリンボーンのアウターにブローチを合わせました。男性がつけてもかっこいいですね。

秋野ちひろさんの真鍮のアクセサリー

　真鍮（しんちゅう）のオブジェやアクセサリーを制作されている秋野ちひろさん。昨年10月にイオショップ＆ギャラリー（東京）でアクセサリー展を開催していただきました。真鍮の落ち着いた金色と秋野さんがつくり出す素材の風合い、金属なのになんだかやわらかそうに見える造形に魅かれる作品です。今回はブローチ、ピアス、イヤリングが揃います。

上：揺れて微かにシャリシャリと金属の音がするフープピアス。片耳各¥5,000＋税
中：ピアスとイヤリング。片耳各5,000＋税　下：アートのようなブローチ。¥10,000＋税
小さなピアスの一辺が3cm前後。片耳でもイパクトがあります。

長いのはイヤリングですが、留め具を襟ぐりで挟んでブローチとしてつけています。三角のブローチは大きくても枠組みなので軽やかな印象に。

山田さきこさんの編みバッグ

　イオプラス京都店ではオープン時からアクセサリーを販売させていただいている、京都在住の「かぎ針編みの魔術師」山田さきこさんが今回特別に小さなバッグをつくってくださいました。山田さんらしいおもしろい物体と色づかいはそのままに、かわいらしいバッグの姿は、見ているだけでもにこにこ笑みがこぼれます。

ぎゅっと目が詰まった編み目に、ぷくっと飛び出している物体はいつものアクセサリーの雰囲気と重なります。¥21,000〜¥28,000＋税

携帯、小銭入れ、ハンカチがギリギリ入るくらいのサイズ。縦横15cm前後のこの小ささもかわいさの一つです。

藤田真由美さんのステッチバッグ

　イオプラスでは藤田真由美さんと渡邉知栄さんがつくる『2（トゥー）』の自転車バッグをオープン時からお取り扱いさせていただき、2015年5月に展示会を開催しました。今回は藤田さんが制作されたステッチバッグを2点、届けていただきました。色も太さも違ういろんな糸のステッチで表現する特別なバッグです。

秋冬らしい生地を部分的に使用された2つのバッグ。遠目で見ても線描のようなステッチがわかります。左：タテ32×ヨコ25cm、右：タテ29×ヨコ29cm、各¥19,000（税込）

リバティ生地を藍で染めパッチワークに。藍色にピンクやグリーンのステッチが効いています。内側にはガラリと違うモコモコした布を合わせるのも藤田さんらしい。
素材の違う紺色の生地を合わせた四角い布に、白、金、赤、緑、青の糸でステッチされています。動きのあるランダムな縫いが力強い。入れ口のくまの縫いぐるみみたいな茶色い生地と内側の鮮やかなブルーの組み合わせも新鮮です。

はやしのりこさんの手描きペイントバッグ

　ハッと目を引くパワフルなビニールバッグは、はやしのりこさんの作品です。昨年12月にイオショップ＆ギャラリー（東京）でバッグ展を開催した際に、こんなのもつくっているんですと見せてくださったのがこちらのバッグ。スタッフみんな一目惚れで、ぜひ暑い時期に販売させてもらいたいとお願いして、今回イベントのために5点制作していただきました。

はやしさんがペイントされたオリジナルの生地と柄や立体感が個性的な生地をコラージュするように合わせたバッグ。白い壁にかけるとアートのようです。表と裏が違うので、画像をクリックして裏面をご覧ください。

江面旨美さんのバッグ

　オープン以来、毎月2点、店頭に江面さんのバッグを届けていただき3年で64点。ほぼ発売したその週に完売するため、なかなかご覧いただける機会がない状況ですが、昨年12月のバッグ展では、バッグを見るだけでもと会期中たくさんの方がお越しくださったのが印象的でした。憧れの江面さんのバッグ、3周年に合わせとってもすてきな革のバッグを4点つくってくださいました。

マチがある黒い革のバッグ。小さくもなく大きくもない、いつも必要なものだけを入れてお出かけにちょうどいいサイズです。タテ26×ヨコ29×マチ11cm　¥58,000＋税
黒い革のバッグはもう1点。こちらはギザギザのカットと底の仕様が紙袋のようで個性的です。タテ34×ヨコ33cm　¥58,000＋税

マチつきで太めのワンハンドルが頼もしい赤い革のバッグは、荷物が多い人もおしゃれに持てる大人のトート。タテ32×ヨコ28×マチ12cm　¥47,000＋税
ふっくらしたプラスようなかたちが目をひくバッグ。上品な白い革は気持ちが凛となります。タテ35×ヨコ38cm　¥37,000＋税

aa.2017-18コレクション

　2017年春夏からスタートしたaa.（ダブルエードット）。初めての秋冬コレクションは「重ねる着方」をテーマにすべてニット地でつくりました。基本の色は紺色とグレーなので合わせやすく、ワンピースの下にパンツをはいたり、長いパンツにショートパンツを重ねられます。寒さ対策にもなるフード帽、ストール、ウォーマーも「重ねる着方」のアクセントとして活躍します。9月1日（金）からすべてのアイテムを発売しますので、ぜひおでかけください。

※初日は整理券を配布し、入場制限をさせていただく場合があります。
※作家さんの作品はすべて店頭販売のみになります。（aa.秋冬コレクションのインターネット、お電話、ファクスでの通信販売は9月中旬を予定しています）